2010年11月30日火曜日

つくしんぼ教室

皆さんこんにちは!久しぶりの更新です。研究をサボっていたわけではありませんよ最近、やっと障害児指導のインタビューや教室見学も決り、卒論が本格化してきた感じです。

 今日は、障害児が通う公文のつくしんぼ教室での教室見学について書きたいと思います!
聖跡桜ケ丘で見た教室の雰囲気とどう違うのかを探っていけたらいいな、と思います。

つくしんぼ教室に見学に行ってみて、正直衝撃でした。以前のインタビュー調査から席に着くのが精いっぱいで、義務教育の小学校でさえ、教科書を開かずに卒業してしまう生徒もいるとのことを以前のインタビュー調査からもお聞きしていました。なので、イメージだと、普通の公文教室より、わいわいがやがやしてしまっていて、教室として成立していないのではないかと思っていました。
しかし、教室に入ってみると、皆集中して机に向かって勉強しているのです。黙々とプリントを説いているのです。その光景は、聖蹟桜ヶ丘で見た生徒の姿とほとんど変わりがありませんでした。その姿を見て、障害児にも伸びしろは沢山あって、その能力を最大限に活かす機会を作っている公文に感動しました。
実際に、卒業生の中には公文で能力を伸ばして現在ホテルのポーターとして他の従業員と変わらずに働いている生徒もいるそうです。他のにも、卒業してからも手紙や仕事場で造った作品を送ってきてくれる生徒がいるそうです。
今回の教室見学を経て、公文では障害児の手助けをし、小学校で実現できなかった障害児の能力向上に繋げていることを見ることが出来ました。

しかし、もう11月です・・・テーマは決まっていても、まだ卒論で扱う理論が定まっていません。井上ゼミでは今まで様々な理論を学んできましたが、まだしっくりくるものが見つかりません。提出は1月。残り、2月半で書けるのか・・・不安が募ります。
 
林田綾